[00:11.66]花道を薄く照らして [00:17.46]寄せ木細工 音を奏でた [00:23.19]艶やかな 上弦の月 [00:29.25]雲に消えた 傘もないのに [00:34.83]朝がきてそれが春の霜解(しもど)けの様に [00:40.64]凍てついた恋がいつか 熱く流れるならば [00:46.56]終わらない雨の中で抱きしめて [00:52.55]貴方が答えを隠しているのなら [00:58.34]変わらない声でどうか囁いて [01:04.05]壊れた心をせめて包んで [01:21.66]傾いた気持ちはやがて [01:27.50]秘密ばかり増やしてたこと [01:33.32]また一つ「変わらないで」と [01:39.11]頬の紅を崩してたこと [01:44.80]降り続く雨がやがて洗い流した [01:50.51]鮮やかな色を付けた雪の椿の様に [01:56.40]仮初(かりそめ)の夢がいつか覚めたなら [02:02.56]貴方を探して何処へと進むだろう [02:08.47]ささやかな願い事をしたことも [02:14.27]見渡す景色も忘れてくだろう [02:20.66]遥か遠く離れて それはとても儚く [02:29.16]過去も現在(いま)も全てを 託していくなら [03:01.23]終わらない雨の中で抱きしめて [03:07.77]貴方が答えを探しているのなら [03:13.41]雪椿 紅く染まる花びらに 在雪椿 [03:19.38]今宵を預けて迷い続けた