もういちど 歌っておくれ 題名(な)も知らぬ あの歌を わたしの心に 光り もたらした あの歌を 奏でよ 旋律 歌え 言霊 奏でよ 諧調(かいちょう) 届け 歌声 冷たい夜風に漂う お前の声が道しるべ どんな遠音でも 聞き分ける 心に響く 奏世の歌 なにが ふたりを分かつとも あまねく世界を彩った お前が紡ぐ その詩歌 ふたたび 巡り会ったのは 奇跡なんかじゃない お前の歌が導いた たったひとつの こたえだから 奏でよ 旋律 歌え 言霊 奏でよ 諧調 届け 歌声 目覚めの和風に流れる お前の歌に恋いこがれ 其れは 永久に 忘れない 心に染みる 歓喜(よろこび)の歌 どんな苦難があろうとも お前が歌ってくれるなら わたしはすべて 捧げよう ふたたび 巡り会ったのは 奇跡なんかじゃない わたしの胸に刻まれた 一番深い 絆だから 奏でよ 旋律 歌え 言霊 奏でよ 諧調 届け 歌声 もういちど 聞かせておくれ 題名(な)も知らぬ あの歌を わたしの心を 強く 震わせた あの歌を 奏でよ 旋律 歌え 言霊 奏でよ 諧調 届け 歌声 届け 歌声