住宅ローンを専門とするアメリカの政府系住宅金融機関「ファニーメイ」は10日、今年7月から9月までの決算を発表しました。それによりますと「ファニーメイ」は、住宅ローンの焦げつきが拡大したことなどから損失が前の期の10倍以上に拡大し、289億ドルあまり、およそ2兆8600億円の巨額の損失を計上しました。「ファニーメイ」は、アメリカの住宅ローン業務を扱う政府系金融機関としては最大手で、サブプライムローン問題で経営が悪化したことから、アメリカ政府が公的管理下で経営再建を進めています。「ファニーメイ」の財務内容の著しい悪化は、住宅市場の深刻な冷え込みが続くなか、経営再建の厳しさを改めて裏づけています 专营住宅贷款的美国国家住宅金融机构“联邦住宅抵押公库”10日发表了今年7月至9月的决算报告。数据显示,该机构的住宅贷款的不良状态仍在扩大,损失合集289亿多美元,约2兆8600亿日元,比前期增加10倍以上。“联邦住宅抵押公库”作为经营住宅贷款业务的政府金融机构的最大机构,由于不良贷款问题导致的经营不善,美国政府于正在推进公共管理下的经营重建工作。“联邦住宅抵押公库”财务状况的进一步恶化说明了在住宅市场下滑持续中经营重建工作的严峻性。