夕(ゆう)日(ひ)が沈(しず)むのを 何(なん)度(ど)見(み)て来(き)ただろう 長(なが)い一(いっ)本(ぽん)道(みち) 一(ひと)人(り)歩(ある)きながら 春(はる)は桜(さくら)の下(した)で 夏(なつ)は蝉(せみ)の鳴(な)き声(ごえ)と 秋(あき)は枯(か)葉(れは)舞(ま)う中(なか) 冬(ふゆ)は雪(ゆき)を踏(ふ)んで 悔(く)いはないが  涙(なみだ)脆(もろ)くて 过(す)ぎた季(き)節(せつ)を  思(おも)い出(だ)す度(たび) 胸(むね)の奥(おく)がじんとする 悔(く)いはないが  頬(ほほ)に溢(あふ)れる いろいろあった  我(わ)が人(じん)生(せい)よ 深(しん)呼(こ)吸(きょう)するように  振(ふ)り返(かえ)る  朝(あさ)陽(ひ)が昇(のぼ)るのを 何(なん)度(ど)見(み)て来(き)ただろう 友(とも)と酒(さけ)を飲(の)んで 語(かた)り明(あ)かした夜(よる) 春(はる)は命(いのち)の息吹(いぶき) 夏(なつ)は生(い)きる喜(よろこ)びに 秋(あき)は心(こころ)寂(さび)しく 冬(ふゆ)は耐(た)えて忍(しの)び 風(かぜ)に吹(ふ)かれ  何(なに)を想(おも)うか しあわせだとか  ふしあわせとか その日(ひ)だけの空(そら)模(も)様(よう) 風(かぜ)に吹(ふ)かれ  やっと 気(き)づいた まだまだ続(つづ)く  我(わ)が人(じん)生(せい)よ 深(しん)呼(こ)吸(きゅう)ひとつして  また 歩(ある)こう  悔(く)いはないが  涙(なみだ)脆(もろ)くて 过(す)ぎた季(き)節(せつ)を  思(おも)い出(だ)す度(たび) 胸(むね)の奥(おく)がじんとする 悔(く)いはないが  頬(ほほ)に溢(あふ)れる いろいろあった  我(わ)が人(じん)生(せい)よ 深(しん)呼(こ)吸(きょう)するように  振(ふ)り返(かえ)る