まどろみの影に 隠れてた想いを 涙目の言葉 届かない声を聞いて 君の泪 潜む声に 気づかないふりして 継ぎ接ぎの思いをねって これじゃないって切り離して いつの間にひとりきり置いてかれた 曖昧に言った「好き」にだって 膨れてった感情はどうにもならない 色を染めて サヨナラのたびに 移りゆく季節のなか いつからか僕は その意味も見失って 「君のために」 都合のいい物語を描け 雨が降って花が散って これじゃないって捨てられて 知らぬ間に一握り掴まされた まがい物に憧れて優しいって言われてさ 臆病になってしまうんだよ 変わってゆく街の中 立ち止まった僕もまた 流されてしまわぬよう歩けるかな 雨もやんで花が咲いて これじゃないって引きちぎって いつの間にひとりきり老いて枯れた 儚く散った想いにだって 膨れてった感情はもうどうにもならない とぎれた君の色を染めて