[00:00.01]灯と孤独 [00:04.00] [00:44.18]両手いっぱいの沈黙が整列する [00:49.95]報われぬまま灰のように流れ消え行き [00:57.00]重ねた分だけ目を見開き僕等はここに居る [01:08.32]小さい世界が此処にあるのは [01:12.55]承知の上で考えて紡ぎだし [01:21.05]事実だけが持つ光と陰で型取り [01:27.04]明日の朝日が数々の要求を共存 [01:32.00] [01:34.80]迷い知る夜の先が冷えた君の両手 [01:47.00]心の底が生まれた意味に従う [01:59.30]歌に意思を乗せて [02:04.10]僕は沈み待つよ [02:10.45]行き着いた場所は [02:13.00]どこかな そこかな [02:17.00] [02:23.30]居たという事 居なかったという事 [02:28.70]本当の理由は空虚な集約の先に [02:33.28] [02:35.50]新しき鼓動の始まりが [02:40.65]建設的な言葉で創造の意味を教え [02:47.30]日々の視線に必要な営みの上に [02:53.00]意思の成り立ちを考えて作り [03:00.00]全ては翻弄され曖昧な抵抗で [03:06.00]否定の思いと宿命の物語を作る [03:12.00]欲しがっていた物は与えられず [03:17.50]泣いていた心も支えられずに [03:21.10]後ろ姿を見送るだけ [03:23.20] [04:12.30]失った最低の美しささえ退却 [04:17.30]救いがあったその場所に見返りを求め [04:23.40]歪み弾けた詩的構成のリズム [04:29.00]響く笛の音が写す音階スクリーン [04:34.60]揺れる速度が伝う虹色ストリングス [04:40.10]散りばめられた音像に乗せる百色ラング [04:45.60]届いて開いた作りかけの脳内シナリオ [04:51.40]分かった振りをして悟った世紀末ディスク [04:54.00] [04:56.40]待つという事 待っていたという事 [05:02.40]本当の理由は空っぼの手の平の重さ [05:12.70]還り行く問いにおかえりの合図 [05:28.00]透ける無色の文字に繋がる君の時 [05:39.10]響く音の先に優しき出会いを記した [05:49.01]燃やした僕と君の開かない手紙 [05:58.30] [05:59.30]書くと言う事 作ったと言う事 [06:09.70]知り得た心は溢れ出す隙間の雫 [06:20.00]帰り行く問いにただいまの灯りと孤独 [06:30.80]戻る声の痕に優しき別れを刻んだ窓 [06:40.00] [06:41.48]今を抱き 今を重ね [06:46.41]時代を超え 明日に返る [06:51.63]今を逃し 今を作り [06:56.69]時代を飛び 明日を知る