[00:23.66]目を開けたら真白な世界 [00:29.30]当たり目の自由の無い部屋 [00:34.92]唯一少女が夢見たもの [00:40.60]遥か彼方の青い空 [00:46.24]ベッドの上にこっそり立ち [00:51.28]届けと大きく背伸びした [00:57.48]微かな感触さえも無く [01:03.00]夢の遠さが身にしみた [01:11.78] [01:20.00]涙拭った真っ白な世界 [01:25.44]自由の欠片が覗く部屋 [01:31.36]夢見た少女が見上げた空 [01:36.06]ほんの少し許されるかな [01:42.72]ベッドの上に一つ置く 背丈ぐらい大きな箱 [01:53.98]忘れかけた微笑みで 必死になってよじ登る [02:05.24]息をきらせた箱の上 [02:10.96]前より大きく背伸びした [02:16.48]それでも足りない青い空 唇噛み締め見つめてた [02:29.20]ブライドだけ 姿だけ [02:35.28]あの頃の影に別れを告げて [02:41.00]また一つ 積み上げる [02:46.24]生きてる自分を受け入れて [02:56.78]受け入れて [03:00.78] [03:15.80]小さくなった真っ白なベッド [03:21.48]居心地良かった空の部屋 [03:26.20]数も忘れて積み上げて [03:32.82]無様に重なる箱の道 [03:38.48]愛される事捨て去って [03:44.06]孤独の世界向き合って [03:49.74]自分を信じ登った少女 [03:55.30]そんな君に僕は出会った [04:01.02]汗も拭かず箱を積み [04:06.58]前より早く積み上げた [04:12.26]まだまだ足りない青い空 君は少し目眩がした [04:25.42]決めたんだ 耐えたんだ [04:31.00]幾つもの痛み引き替えにして [04:36.94]何処までも 積み上げる [04:41.98]今ある自分を焚き付けて [04:48.96]雲を見下ろし君は倒れた [04:54.72]痛みのあまり顔を歪めて [05:00.20]白い世界の鳥が来て 手紙を一つ置いてった [05:11.56]僕に見せずに読む君は [05:16.28]「カルク絶望シタ」と呟いた [05:22.92]軽いも重いも無いのに [05:34.28]手足の痛み押し殺し 積み上げ登り積み上げる [05:45.52]君の選んだ道だから 僕は代わってあげられない [05:58.52]気休めや 慰めて [06:04.22]解ったふりはしたくないから 痛みいつも 忘れるように [06:15.08]ずっと僕は唄を歌うよ [06:21.54]いつも一緒に 積み上げよう [06:26.82]君が蒼い空に届くまで [06:32.66]そして一緒に 登りきろう [06:36.76]僕が隣で歌い続けるから