僕の名はジョバンニ 水のまま生きてきた 夏の終わりに君 意思もなく立ちすくむ 黄昏の浜辺 身を任せてた 銀の光る肌に 熱いジェラシー憶えてる 今もさらいたくて 波になるよ何度でも 何も気がつかない 君をまだ搜してる 濡れた髮を束ね 恋のたびきらめいて いつも終わりに君 意味もなく傷つくよ たそがれた言葉 交し続けて 君を枯らして行く 男ばかりさ悲しいね 君のくるぶしには 幾度かは触れてみた 僕の名はジョバンニ 海のまま生きている