「昔むかし、あるところに、 ちいさなお姫さまがいました。 お姫さまはタピオカが大好物で、 それはもう 毎日毎日おなかいっぱい食べて 暮らしましたとさ。 めでたしめでたし。 ……なわけねーだろ! さっそくだがこの物语は ここから悲剧の展开に突入する! 别に姫様がチビだとかがさつだとか んなこたぁどーだっていいんだ! ある日、姫様がタピオカとやらを 食っている间に 突然ぶっ倒れちまったもんだから 国中が大騒ぎ! あぁ原因 知らねーよそんなの、 それを探るのが 医者の役目ってもんだろぉ! さぁ、物语のはじまりだ! さよなら仆のタピオカ!」 [01:45.04 头痛がやまない 眩晕もする不思议な病さ 体がだるい 食欲だけは残ってんのに 王国一番の 名医が仆を诊断していく 早く治せよ おやつにタピオカ食べたい 「先生、仆は……」 珍しい病気です 「あの、名前は……」 急性タピオカ症候群 「どんな病気なんです……」 タピオカを食べると 「どうなるんです……」 タピオカになっちゃいます 「はぁ」 [01:29.01 二度と黒い粒を食べてはいけない 君が恋しすぎてタピタピタピタピ! 不治の病らしいけど それを食べなければ健康そのもの 医者はそれだけ告げると そそくさとお城をあとにした タピオカ禁して3时间 早くも我慢ができない タピオカ禁して半日间 なんだかお肌が痒いよ タピオカ禁して1日目 手足の震えがやまない タピオカ禁して3日目 皆の颜がタピオカに… げそりと痩せたお姫様はすでに见ることかぎなく 事情を知らない臣民たちが押し寄せた 「姫様…ああこれでも食べて、元気に…」 「爷さん、それタピオカちゃう。」 「え?」 「ボーリングの玉や」 「あ、ああ…」 「少しぐらいなら、いいかな?」 タピオカになるぞ 「へ…それでも别にいいかな…」 いいわけがないでしょう 「ああしゃぶり尽くしたい…」 後悔しますよ 「タピオカとして、生きる!」 好きなものになるのはいいことか? 「は…仆がタピオカになれば きっと谁かに食べられちゃうでしょね タピオカのない人生 そんな人生无理です 绝対无理です 死じゃいます!」 これはきっと仆の人生そのものさ 君が恋しすぎてタピタピタピタピ 失うことできずいだ 本当に大切なものは何かと 何を恐れているのさ 欲望に任せてタピオカ食べるよ! もぐもぐもぐもぐもぐもぐ…… 「ああこのもちもちぷにぷにやはりやめられないい!」 「口の中で広がるタピオカの柔らかさがまるで体を包みこんでくれてるようなこの何とも言えないしょうかん」 「あもう急性アルパム症候群だの菌性カクタラ症候群だのそんな病気などもうどうだっていい」 「最高最高タピオカ最高タピオカ我爱你」 「わが人生に、いっぺんの悔い无し。」 「あるところにちいさなお姫さまがいました。 彼女の人生はとても楽しいものだたとさ。」