清(きよ)らかな微笑(ほほえ)み 真(ま)っ直(す)ぐな眼差(まなざ)し いつまでも変(か)わらぬ優(やさ)しさに 心(こころ) は歌(うた)うから 『あなたのその歌(うた)は、 誰(だれ)かの心(こころ)となり、 今(いま)でもずっと届(とど)いている』と 言(い)ってくれたこと そんな風(ふう)にして人々(ひとびと)は きっと 誰(だれ)かに支(ささ)えられて 生(い)き抜(ぬ)いてゆくこと 知(し)るのだろう ありがとうは そのためにある 自信(じしん)なくした時(とき) あなたがくれたものは 心(こころ)の深(ふか)い深(ふか)い奥底(おくそこ)に 根強(ねづよ)く咲(さ)いている そんな風(ふう)にして人々(ひとびと)は 今日(きょう)も 誰(だれ)かと抱(だ)き合(あ)っては 生(い)きていることを確(たし)かめて また歩(ある)き出(だ)すのだろう 信(しん)じるのは 時々(ときどき)、辛(つら)いけど 心(こころ) に咲(さ)き誇(ほこ)る愛(あい)があるから そんな風(ふう)にして人々(ひとびと)は きっと 誰(だれ)かに支(ささ)えられて 生(い)き抜(ぬ)いてゆくこと 知(し)るのだろう ありがとうは そのためにある 【 おわり 】