真冬の前に出した コートのポケットに 迷い込んでた桜の 花びらひとつ 君は覚えてるかな 咲き誇る並木 来年もその先もずっと 約束したね 今君は何をしてるの 誰かを想っているの 思い出は写真みたいに 笑顔ばかりじゃないけれど もしまだ隣にいたら 花に無関心な僕を 「ロマンを大事にしてよね」 なんて叱ったかな ルーズで無神経と 散々言われたから 今は平気な顔してると 思ってるよね 一度偶然街で 姿見かけたとき あんなに胸が痛むと 思わなかった 大人(おとな)びて見えたのはきっと 伸びてた髪だけじゃなくて 無邪気にただジャレ合った 頃が遠くに感じたから 月日に傷が癒えたら 何気ない笑顔仕種も 傷つけあった日々さえ 響きだしているよ 今 君のいない自由は まだ寒いけど 今君は何をしてるの 誰かを想っているの きっと失って気付いて 幸せを知ったりするんだよね 素直に思うありがとう 溢れて壊れそうだから 言えない君への気持ち 今は綴(つづ)ってるよ 消えない想いだけを