妙に暑い夜です 今日も寢れない夜が 寢ても覚めない夜が 仆を昨日に閉じ込めるんだ 今日と昨日の間の 少し寂しいところ 少し優しいところ 仆はそこに行きたい 君が何度も現れて「サヨナラ」と泣くんです 噓になってしまえばいい 君が零した涙とサヨナラが 恥ずかしくて泣けちゃうな すべて忘れて戻りたいの どうか ..music.. 妙に癢い夜です 灰に刺された痕を 掻き毟りながら問う 「仆はまだ生きてますか」 誰かにしがみ付いても キミは壹人なんだから 無理に二人にならなくていいよ 明日に行かなくたっていい ..music.. お伽話のようにめでたく終われない結末の 続きを書くこの腕はもう汚れてしまったんだ 噓になってしまえばいい 君が零した涙とサヨナラが 恥ずかしくて泣けちゃうな すべて忘れて戻りたいの どうか 噓になってしまえばいい 仆の止まった心臓の音さえも またね きっとここで會おう その時まで、おやすみ ..music.. 妙に熱い夜です 空も飛べる夜です 仆の體が消えた さてとどこへ行こうか