ああ 水辺に 映った 影みたい ああ 隠した ものまで 映るみたい でもね 言葉に したらね ダメみたい ああ すぐにね ぼやけて しまうみたい 広がる空の影も 移ろいで 想う君の姿 数褪せて 遠い景色 ほほえむあまり 震える 向かい風 溶け出す花の色を閉じ込めて 見つめる鳥の声 信じてた さまよう風 見つけたのなら 重なる 月の色 ああ 言葉が 誘った 棘みたい ああ 信じた ものまで 傷つけて でもね 心を 信じて 叫びたい ああ すぐにね 届けて みたいのに 届けたいその影も 今は昔 触れる君の声も 色褪せて ありがとうと 悲しむあまり 震える 向かい風 このまま花の香り たずさえて 羽ばたく鳥よりも空高く 優しい 風 受け止めたなら 彩る 月の色 透明な でもわかるでしょう 指先で描く 鮮やかな今 零れ落ちても色を成すよ つたない文字のように このまま君の声に寄り添って このまま僕の声 重ねたら どこまででも 褪せることなく 今日を集めていこう 砕けた月の声を今 抱きしめて 遠い だけど優しい声がして 砕けた君の声を今 抱きしめて 痛い だから優しい声がして