貝殻の首飾り 揺れていた夏のあの日 寄せては返す波を いつまでも見ていた 君が教えてくれた マーメードの伝説 照りつける太陽と 焼けた素肌が眩しい ああ あの時君に そっと伝えた言葉は 降り出した夕立に かき消されていった 再度ともう戻らない あの時の8月 揺れる蜃気楼と 消えていった夏の日 貝殻の首飾り 揺れていた夏のあの日 寄せては返す波を いつまでも見ていた 君に初めて触れた マーメードの伝説 空にきらめく星と ふたりだけの秘密 ああ あの時君の ほほを伝った涙の 意味も知らないうちに 夏は過ぎていった 再度ともう戻らない あの時の8月 揺れる蜃気楼と 消えていった夏の日