立ち止まる事さえ許されぬのならば今夜 忘れてたいつかの愛しキミヲミツケニ 夜の帳に体震えて 問いかけるように行方捜した 目を細めたら見える気がして 仰ぐように手を翳したけど まやかしの言葉ただ 聞き流すのはもうやめた 暗闇の彼方に連れ去られたそれは遠く 蘇る確かな記憶を解き放て 立ち止まる事さえ許されぬのならば今夜 忘れてたいつかの愛しキミヲミツケニ 枯れた大地と人の心へ 住み着く蛇に姿呑まれて 嘲笑うように波紋広がり 天そら に身を任せてみたけど 「従うこと慣れた」と 言い聞かす自分に気付いた 失うこと恐れて背を向け目を逸らしてきた 守るべき祈りを信じて解き放て 立ち止まる事さえ許されぬのならば今夜 忘れてたいつかの愛しキミヲミツケニ 争い 滲ます血は歴史を巡り 私は生きてく永遠に 小さな魂が強く強く願い託し 翳んでく瞳を何度も呼び起こす 限りなく広がり描かれてく遠き未来 瞬くこの瞬間に光を解き放て 立ち止まる事さえ 許されぬのならば今夜 忘れてたいつかの 愛し君の名を 虹架かる キミヲミツケニ END