[00:01:00]「あるところに 決して太陽の昇らない街がありました [00:10:00]浮かんでいうのは グレープフルーツぐらいの大きさと明るさと長いものの天体が一つ」 [00:55.97]ずっと忘れないで ずっと忘れないよ [01:26.82]不揃いの冷たい石を 並べただけのこの街で [01:32.76]ぼんやりとした太陽は うっすら僕を照らしてる [01:43.53]名も無い事で有名な なんにもできないこの僕は [01:49.48]街の誰からも蔑まれ 1人ぼっちで暮らしていた [02:01.06] [02:25.73]朝の光を忘れてしまった人々にしてみれば [02:32.16]空を見上げてばかりいる僕はまがいものさ [02:38.33]僕は愚か者さ [02:41.45]僕は笑い者さ [02:44.63]僕は除け者さ [02:49.12] [02:49.60]暗闇の時が多すぎて 時は暗闇でありすぎて [02:55.10]人々はやがて夜明が来る事も忘れ [03:00.90]不平不満を口にして 夢を語り合わなくなったよ [03:05.79]だけれどもそう君だけは 街中でたった1人きり [03:11.08]決して光を忘れない 僕に笑顔を見せてくれる [03:16.71] [04:41.44]ああ愛しの君よ [04:45.17]可愛い笑顔の君よ [04:49.05]僕の心の闇を照らし [04:52.85]あたためてくれた [05:03.70]傍に居てくれるなら [05:07.54]ぎゅっと抱き合えるなら [05:11.38]他に何にもいらない [05:22.98]愛しい君よ 愛しい君よ [05:43.55]君にいいもの見せてあげよう [05:46.27]なんにもできないこの僕が [05:48.80]全てをかけて こしらえた [05:51.82] [05:53.44]機械仕掛けの宇宙 [05:56.96]誰にも内緒だよ 誰にも内緒だよ [06:05.13] [06:25.70]ほの暗い部屋の薄闇の中にほら ひっそり隠れてる [07:02.26]丈夫な鉄骨と 精巧な歯車と 星を模したオブジェと [07:11.32]誰にも内緒だよ 2人だけの秘密だよ [07:18.45]機械仕掛けの宇宙は回り続ける [07:28.81]ゆっくり 静かに [07:34.03]こんな日がいつまでも続けばいいって思ってた [07:46.45] [08:35.54]君がいなくなって 僕は抜け殻になって [08:43.31]泣いてばかりいたよ [08:49.60]宇宙は錆び付いて 星達も夢をなくして  [08:54.07]うつむいてばかりさ [08:58.61] [09:43.54]機械仕掛けの宇宙は回り続ける [10:04.95]回り続ける [10:20.15]ゆっくり 静かに [10:26.51]こんな日がいつまでも続けばいいって思ってた [10:45.42] [10:46.98]機械仕掛けの宇宙 [10:49.62]ずっと忘れないよ ずっと忘れないで [10:58.56] [11:21.67]不揃いの冷たい石を [11:24.24]並べただけのこの街で [11:26.48]ぼんやりとした太陽は [11:31.57]うっすら僕を照らしてる