親しい人の思い出なんて 勝手に覗くものじゃない 愛しさゆえにその悲しみが 苦しいほどわかってしまう 亡くなった人の思い出なんて 知ろうと願うものじゃない 夢見てただけその真実に 無残なほど打ちのめされる 嫌いな人の思い出なんて 好奇心で見るものじゃない 憎んだ日々もただ虚しくて 生きてく糧を見失う 誰が悪いの 誰が悪いの 信じることももう出来なくて 愛しさゆえに 憎しみゆえに 同じ問いを繰り返す、繰り返す