24時間止まらぬ ゼンマイは この街を 今日も動かし続けるようだ 空に近づくビルたち 陰り行く星の火に さよならを告げ始めたようだ まるで君の目は 遥か空見上げた 月に帰れない宇宙人 そっと 語りかけた声が この闇に消え去って 少しだけ距離が離れた 気がしたんだ 遠く浮かぶ シンキロウが まぼろしと 今誰が 君に約束できるのだろう? 変わってしまったことと 変わらない ことはいつ その道をわかちは始めたんだ? 例えば今 誰もが一度 時間を少しだけ戻せても その機会は 使わぬままに はるか遠くへと 辿り着いてしまうのだろう いつからか僕は まるで違う言葉 語りかけてはすれ違い 今 君を呼んだ声が 白い空気になって 届かずに空へと消えた ひとりぼっちで誰も 足りないもの求め 帰る場所を探してる 飛べない 飛べない 羽をかかえて まるで君の目は 遥か空見上げた 月に帰れない宇宙人 そっと 語りかけた声が この闇に消え去って 少しだけ距離が離れた 気がしたよ 星のない夜空に 目印を無くして さまよってまた同じ場所 そうだ 時が経てばいつか 終わりが来るのなら 月の裏側まで遠く 消えればいい