耳元(みみもと)で 響(ひび)きあう 風(かぜ)の呼(よ)び声(ごえ)が こだまする この胸(むね)に うつろな鼓動(こどう)で 昔(むかし)見(み)た 街並(まちな)みと どこかちがうけど 惑(まど)わずに 踏(ふ)み出(だ)して 広(ひろ)い大地(だいち)を感(かん)じてた 頬(ほほ)をぬらす涙(なみだ)の跡(あと)は いつの日(ひ)にか希望(きぼう)になり 生(い)きることの意味(いみ)となるから 心(こころ)の旅(たび)は続(つづ)いてゆく 薄(うす)れゆく 悲(かな)しみを いまも抱(だ)き寄(よ)せて はじまりを忘(わす)れないために微笑(ほほえ)んだ かけてゆく 子供達(こどもたち) そのうしろ姿(すがた) 愛(いと)おしさ 焼(や)き付(つ)けて またひとり歩(ある)き始(はじ)める 遥(はる)か雲(くも)の彼方(かなた)に浮(う)かぶ 街(まち)はいまも人(ひと)知(し)れずに 風(かぜ)が運(はこ)ぶ音色(ねいろ)をたどり 思(おも)い出(で)をいま紡(つむ)いでゆく 頬(ほほ)をぬらす涙(なみだ)の跡(あと)は いつの日(ひ)にか希望(きぼう)になり 生(い)きることの意味(いみ)となるから 心(こころ)の旅(たび)は続(つづ)いてゆく 心(こころ)の旅(たび)は続(つづ)いてゆく 終わり