絡(から)み合(あ)う心(こころ)の色(いろ) 満足(まんぞく)な意味(いみ)も持(も)たず 絶(た)え間(ま)なく交錯(こうさく)してる 闇(やみ)に光(ひか)る瞬間(とき)が 冷(ひ)えた指(ゆび)の先(さき)で 掴(つか)まえた想(おも)いの欠片(かけら) 少(すこ)しずつ消(け)し去(さ)ってゆく 涙(なみだ)がこぼれ落(お)ちてゆくのは 悲(かな)しい訳(わけ)じゃないから 移(うつ)ろい流(なが)れ 消(き)える世界(せかい)が もたらす安(やす)らぎだけ 抱(だ)いたままで 眠(ねむ)らせてよ このまま 朽(く)ちるように 救(すく)われたい 忘(わす)れるためだけに 愛(あい)してる その言葉(ことば)を やっと今(いま) 伝(つた)えられる 薄(うす)れゆく意識(いしき)の中(なか)で 求(もと)め合(あ)う心(こころ)がまた お互(たが)いを傷(きず)つけあって 痛(いた)みだけ胸(むね)に刻(きざ)まれ 孤独(こどく)な影(かげ)が微笑(ほほえ)んでいる 全(すべ)てが許(ゆる)されるなら もう少(すこ)しだけそのぬくもりに 包(つつ)まれていたっか 褪(あ)せる想(おも)い 繋(つな)ぎ止(と)めて 答(こた)えを 求(もと)めていた 悪(わる)い夢(ゆめ)を 見(み)なくてすむように 残酷(ざんこく)な現実(げんじつ)から 囚(とら)われたこの身(み)を今(いま) 解(と)き放(はな)つ 鐘(かね)が聞(き)こえる 終わり