野薔薇がいくつか 咲いてます ふたりが泣いたあたり ちょうど今頃 街角が寒さの 身仕度を はじめる頃でした 私は心を偽って あなたと別れました もっとあなたに ふさわしい女性を 出来るなら みつけて欲しかった 愛して別れたことを 今も誇りにしてます あなたに背いた 私の罪を 許して下さい 随分沢山泣きました あなたをしのびながら 外に出るのも 友達に会うのも しばらくは出来ない 程でした 汚れを知らずに 来れたのは あなたのおかげでした もしもあなたに 少しでも迷惑 かけるのを何より恐れたの 嬉しい噂を聞くと 私のことのようです あなたに捧げた 私の愛を 分かって下さい 愛して別れたことを 今も誇りにしてます あなたに背いた 私の罪を 許して下さい