風の便りに泣き 想い遠く 月明かりに一人 また覗き込む ありし日の思い出が 呪縛のように絡み付き 永遠ではないその日々を 泣き濡れるその姿 君よ、君よ、愛し君よ 悲しみさえも 映し出そう 乱れ、乱れ、こころ乱れ 涙枯れようとも 色褪せないでいて 君よ、君よ、愛し君よ ふたつ並ぶ 叶わぬ想い 彷徨うだけ 漂うだけ 泡沫のように消える 時が止まったなら 色褪せないでいて