[00:13.440]いつしか忘れられた オジーの形見の三線 [00:37.780]床の間で誕生祝いの 島酒にもたれて [00:49.780] [00:51.860]ほこりを指でなでて ゆるんだ糸を巻けば [01:02.360]退屈でたまらなかった 島唄が響いた [01:15.110] [01:15.620]鮮やかによみがえる あなたと過ごした日々は [01:28.440]やわらかな愛しさで この胸を突き破り [01:41.110]咲いたのは 三線の花 [01:51.840] [02:00.800]テレビの斜め向かいの あなたが居た場所に [02:14.600]座ればアルミの窓から 夕月が昇る [02:25.430] [02:26.890]家族を眺めながら 飲む酒はどんな味 [02:38.810]眠りにつく前の 唄は誰の唄 [02:50.470] [02:51.180]喜びも悲しみも いつの日か唄えるなら [03:03.100]この島の土の中 秋に泣き冬に耐え [03:16.390]春に咲く 三線の花 [03:35.500] [03:48.180]この空もあの海も 何も語りはしない [03:59.930]この島に暖かな 風となり雨を呼び [04:13.570]咲いたのは 三線の花 [04:21.470] [04:21.829]秋に泣き冬に耐え 春に咲く 三線の花