空気がピンと張った 真冬の通学路は 何にも描かれてない まっさらなキャンバスね どこかの角で 出会えるかな 「おはよう」なんて 言えるでしょうか 朝もやの中 自転車に乘った あなただけが気にかかるの 初恋は 柊(ひいらぎ)に似ている 白い花 耻じらい風に揺れて 每日步いてる 道の脇(わき) 知らぬ間に咲いていた ずっと待っている この場所で 季節はやって来ても 町並みに紛れてる 本当の気持ちってなかなか見せられない 偶然みたく 会ってるけど 同じ時間に 合わせているの そう昨日より 今日は少しだけ 言葉数が増えればいい ときめきは 柊の風景 眩しくて 切なさ胸に痛い いつもの道なのに 新しい十字路ですれ違う あなたの姿に 片思い 初恋は 柊に似ている 白い花 耻じらい風に摇れて 每日步いてる 道の脇 知らぬ間に咲いていた ずっと待っている この場所で