遠いところへ行く電車を見送るよ ああ~もういないあなたが無理して笑うから 手を振り最後にくれた言葉はまださめずに 二人過ごした思い出を空回りさせるから 電信柱 伸びる影 片っぽ欠けた月を待とう 右に曲がればあの坂 泣いて泣いて 明日に歌う どうして心は不器用に背を向ける ああ~こうして私は不器用に涙するのに 改札口 いつでも待っててくれたね いつもの席 あなたを見たような夕暮れ 電信柱 伸びる影 片っぽ欠けた月を待とう 右に曲がればあの坂 泣いて泣いて 明日に歌う 線路に落ちる月の影 電車は風を後に残す カバンに隠した不安も 明日を望む夜空に消えてゆけ