始まる感覚さえも 忘れて同じ日々を繰り返す 温もり運ぶ風さえ 気付かれずただかき消されて 時計の針は並び 更ける夜を示した 思い通りならない日 今日も重ねて いつの間にか 疲れ歪んだ顔を 窓ガラスが映し溜息誘う どれだけ走ればいいだろう 決して止まらない街で 明日は誰も見えず変わり続けてゆく 始まる季節を追いかけ 巡る想いを見つめて この先進んだら 何に出会うのだろう 降り出す強い雨が 流す色は次第に時を映す 戻れない過去を消し去り 動き出した 明日へ変わる風景 その中にふと今見える何か 懐かしい言葉が聴こえる 決して止まらない街で どこかに置き忘れた願いを取り戻す いつかは叶えてみたいよ 昔抱いた憧れ 失くした面影が 心揺らすのなら 霞む思い出 不意に問いかけ くすんだ瞳に涙が ぼやける現実 何をすればいい? 儚い想いを胸に それでも走り続けたい 決して止まらない街で 明日は誰も見えず変わり続けてゆく 今でも変わらない夢と 今も果てない情熱 抱きしめ進めたら 何も怖くない どんな未来さえも