朝焼けから白に染まる世界の端で(在朝霞染白的世界的一端)(感情の摩天楼~Cosmic Mind )-Aftergrow 朝焼けから白に 染まる世界の端で 肩を寄せて髪を撫でて 笑ってほしいよ でもここにいない そばにいない 逢いたいひとはいない ただ「なんでもない」 ろくでもない意地ばかり張って 波は揺らめいて 鼓動は重なり合う 夜明けは近いけど 空はまだ暗く青く ねえふいに見上げたら 一筋の差し込む光に 「ああわたし こんなにも 愛されているんだ」と思えるの 私は今幸せだよ 独りじゃないよ 悲しくない淋しくない 嘘はついてない でもここにいない どこにもない あなたの姿がない ふと足を止めた 髪を揺らす潮風の中で 嗚呼霞む銀の星 海は穏やかに凪いでゆく 満ちてゆく金の光 紫の雲間に 朝焼けから白に 染まる世界の端で いつまででもあなたのこと 想っているから ねえわたしはもう幸せだよ 泣いたりしないよ ほら迷いながら 転びながら歩いてゆけるよ 嗚呼満ちる金の光 ああそして白に染まる 朝焼けから白に 染まる世界の端で 肩を寄せて髪を撫でて 笑ってくれたね ああさよなら もうあえない人 この空のどこかで ああ光浴びた白く染まる 想い出を抱いた