頬を撫でて あたたかく流れる 春の風にさそわれ 浮かれ気分 あきれたような 見守るような目が くすぐったくて思わず 笑っちゃうのよ 当たり前に近くて もどかしい距離 変わらない横顔 そっと見つめた どうか気づかないまま このままでいて そんな願いごとひとつ 木々を揺らし 桃色に染まった 春の風に思わず まどろんだら さぼりがちな私をたしなめる 声が心地よくって 泣けてきそうよ 気まぐれに吹く風にさらわれていく ゆらゆらりと流れ任せ ただよう 不安定なココロを 持て余してる そんな穏やかな午後に 過ごした時間の分 膨らんでく気持ち抱えた胸に 抜けないトゲが刺さって 小さく痛むけど 気まぐれに吹く風に 舞い踊る花 ふわふわりと 羽のように浮かべて 不安定なココロも 包みこんでく そんな穏やかな時間 当たり前に近くて もどかしい距離 変わらない横顔 そっと見つめた どうか気づかないまま このままでいて そんな願いごとひとつ