終わることのない夢 不死のように永遠に ループするそう信じてた 勘違いしてた 襲いかかる現実 それはある日突然に 壊され薙倒され 紅い闇が消えた 外はしとしと雨模様 太陽なんて出てないのに ここにいて欲しい人達は 影も形もなく 戻ってくると 信じてても 止まらない刻 経つばかりで 護るべきもの いない館 ひとり寂しく 立ち尽くして 錆びたまま弾丸 色の褪せた虹色が 蝕み続けて 黒く塗りつぶしてく ビー玉のように紅く 輝いてたその瞳 暗い闇の中まだ 面影写してる 外の月陽は満ち足り こうも照らし出してるのに 照らされるはずのナイフの刃 こぼれ涙となる 変えられないと 分かってても 気持ちふらつき 迷路に 信じきれずに 彷徨いだす あるはずのない 背中目指し グチャグチャに混ざり合う 夢と現 幻が キリのない霧の中 ワルツ四面楚歌 読まれない本たちが 腐り朽ちて今もまだ 帰ることのない主の姿を待った (寂しくなんかない) (苦しんでいない)とか 嘘を付いてるだけの ガラクタ傀儡みたい ひとつふたつと 足が停まる みっつよっつと 腕がとまる いつつむっつと みえなくなる ななつにやっつ キコエテクル 終わることのない夢 不死のように永遠に ループするそう信じてた 涙ない童話 代えがたい者たちや 忘れかけた楽しみを もう一度分かち合える 供に歩めると 朝靄の中ひとり 狂い嘲笑い踊り出す 紅くて惨めな魔女みたいな傀儡が 仮初のハッピーエンド 彩られた血のドレス 絶望の奥底で 幸せとつぶやく