ほの白い首筋 艶めく 怪しきは朧月夜 渇きを叫ぶ欲望は 無情に 牙を剥き 魔性を曝す ただ願っていたものは ありふれた幸せで 君と紡ぐ未来、護りたいから はらり 舞い散る涙 くれない のように 君が泣けばその痛み 僕も抱くよ 同じように 君と出逢えたから思えた 「僕が僕でありたい」と 繋ぐ手を離さないと 闇に侵されてく日常 鳴り止まぬ 狂想曲 畏れに身を焼かれながら 生への執着を 思い知りゆく 立ち向かうか、逃げ出すか どのみち戻れぬなら この命燃ゆる限り 闘うさ ほろり 零れる夢が くれない のように この手すり抜けようとも 抱きしめるよ、何度だって 君が微笑ってくれるのなら 何を捨てても構わない はらり 舞い散る涙 くれない のように 君が泣けばその痛み 僕も抱くよ同じように 君と出逢えたから思えた 「僕が僕でありたい」と 繋ぐ手を離さないと 終わり