乾いた唇 凍てつく太陽に 晒されて 溢れる涙が 滴る眩しさで 僕をなぞるから 足りない箇所を ただ埋め合う様に 君を求めていた 触れ合う指に 伝わる切なさだけを 掻き集めて 鼓動の奥に翳す願いを 宿命と言うなら 残された記憶と 失くした君の面影が 今も置き去りのまま