あと一度(いちど)だけ奇跡(きせき)は起(お)こるだろう 優(やさ)しい声(こえ)で描(えが)く歪(ゆが)んだ未来(みらい) もう誰(だれ)も泣(な)かない世界(せかい)の為(ため)に 紅(あか)く汚(けが)された空(そら)の 何処(どこ)にも届(とど)かず消(き)える叫(さけ)びと祈(いの)り 慰(なぐさ)めは捨(す)てて行(ゆ)ける 奇麗(きれい)な月(つき)の光(ひかり)が 始(はじ)まりへと沈(しず)み行(ゆ)く その彼方(かなた)へ 閉(と)ざされてく瞳(ひとみ)で まだ遠(とお)くへ手(て)を伸(の)ばす 君(きみ)の嘆(なげ)きを 信(しん)じて