遅すぎた決断 未来は捻じ曲がってしまった 自分勝手だ 我侭だ 間違いだらけだった 並んで歩いた歩幅が変わって ずれる足音 辿り着いた答えの中 君は ”間違った過去を忘れよう”と言った 静かな部屋 首を縦に振った それさえ聞こえるような気がして 分かってるつもりだ そんな事その場の強がりで 後になって本当は何も分かってなかったと知る 乱れた足音 小さな意地 大きく腫れた心 間違ってなんかないと信じ込んでいた 歪んでしまった二人の時間を 在るべき姿 在るべき未来へ 甘い残り香だけ名残惜しそうに漂う 辿り着いた答えの中 君は ”間違った過去を忘れよう”と言った 静かな部屋 首を縦に振った それさえ聞こえるような気がして 辿り着いた答えの中 君は 振り返った目からは涙が溢れて もう何が間違いだったのかなんて それさえ今も分からずに