[00:00.00] 作曲 : あたいわだれか [00:01.00] 作词 : Mitsuki [00:23.940]静まりし夜の大地に響く [00:29.930]懐かしき故郷(ふるさと)の歌 [00:36.020]是(こ)れ何ぞ楚人(そひと)の多きや、と [00:41.920]杯(さかずき)をかわして [00:52.680] [01:12.740]幾重に囲(かこ)む漢軍(かんぐん)の [01:24.010]轟(とどろ)く楚の歌流れれば [01:36.800]万里(ばんり)を手にした覇王(はおう)でさえも [01:48.020]今となっては鞭打(むちう)てず [01:59.100] [02:00.760]ああ 愛しき女(ひと)よ [02:11.940]汝(なんじ)を思えば涙が伝う [02:21.810] [02:23.980]静まりし夜の大地で紡(つむ)ぐ [02:29.930]憤(いきどお)る悲しみの歌 [02:35.940]虞(ぐ)や虞(ぐ)や若(なんじ)を奈何(いか)んせん、と [02:41.990]缲り返し歌いて [02:45.900] [02:49.350] [02:50.640]「項王乃ち悲歌忼慨し、 [02:53.970]自ら詩を為りて曰はく、 [02:57.150]「力山を抜き [03:00.000]気世を蓋ふ [03:02.710]時利あらず騅逝かず [03:07.110]騅の逝かざる奈何すべき [03:11.070]虞や虞や若を奈何せん。」と。 [03:18.380]歌ふこと数闋、美人之に和す。 [03:20.380]項王泣数行下る。 左右皆泣き、 [03:28.210]能く仰ぎ視るもの莫し。」 [03:30.400] [03:36.770]幾多に及(およ)ぶ戦(いくさ)にも [03:47.960]我が手にかかれば何とせぬ [04:00.780]誰もが恐るる覇王でさえも [04:12.790]流る時代に逆らえず [04:21.760] [04:23.920]ああ 偉大な天よ [04:35.920]私が亡(ほろ)ぶは汝(なんじ)のせいか [04:47.800]静まりし夜の大地に響く [04:53.910]懐かしき故郷の歌 [04:59.910]是れ何ぞ楚人の多きや、と [05:06.130]杯をかわして [05:10.800]静まりし夜の大地に響く [05:17.880]懐かしき故郷の歌 [05:23.940]是れ何ぞ楚人の多きや、と [05:30.000]杯をかわして [05:37.020] [05:40.490] [05:46.840]