猫:ニャー… ほむら:あっ、黒猫ちゃん、首輪がないよね、捨てられたのかな…へっ可愛い、あっ私ね、今日転校初日なの、大丈夫かな… 猫:ニャー… ほむら:どうしたの?もしかしてお腹空いてるの?クーキあるよ食べる? 猫:ニャー、ニャー、ニャー… ほむら:こんなに小さいのに、一人ぼっちなの? 猫:ニャー… ほむら:そう、私と同じだね 魔法少女まどか☆マギカ ドラマCD 「Memories of you」 和子:今日はみなさんに大事なお話があります。心して聞くように。シュークリームを食べる時は、お皿に出しますか?それども手づかみですか?はい、中沢君! 中沢:えっええと、どっちでもいいと思いますが、お皿のは大変だから、いらないかなと… 和子:その通り!お皿など出さなくてもよろしい、シュークリームを皿に盛り付けるかどうかで、女の魅力が決まると思ったら大間違いです!はい、座って 中沢:はーい。 和子:女子のみなさんもくれぐれも、シュークリームを皿に出さなきゃ食べられない抜かすお上品ぶった男とは交際しないように!そして、男子のみなさんは、絶対に皿の有無ことにケチをつけるような大人にならないこと! さやか:ダメだったか… まどか:ダメだったんだね 和子:はい、あとそれから、今日はみなさんに転校生を紹介します さやか:そっちを後回しかよ! 和子:じゃ、暁美さん、いらっしゃい さやか:あっ、おさげでメガネっ娘、真面目そう 和子:はい、それじゃ自己紹介を言ってみよう… ほむら:あ、あの…あ、暁美…ほ、ほむらです…その、ええと…どうか、よろしく、お願いします… 和子:暁美さんは、心臓の病気でずーっと入院していたの、久しぶりの学校だから、いろいろと戸惑いことも多いでしょう、みな、助けてあげてね 女子1:暁美さんって、前はどこの学校だったの? 女子2:前は部活とかやってた?運動系、文化系? 女子3:す~ごい長い髪だよね、毎朝編むの大変じゃない ほむら:あの、わ、私、その… まどか:暁美さん、保健室、行かなきゃいけないんでしょ?場所、わかる? ほむら:え?いいえ… じゃあ案内してあげる。私、保健係なんだ まどか:ごめんね。みんな悪気はないんだけど、転校生なんて珍しいから、はしゃいじゃって ほむら:いえ、その…ありがとうございます まどか:そんな緊張しなくていいよ、クラスメイトなんだから、私、鹿目まどか。まどかって呼んで ほむら:え?そんな… まどか:いいって。だから、私もほむらちゃんって呼んでいいかな? ほむら:私、その…あんまり名前で呼ばれたことって、無くて…。すごく、変な名前だし… まどか:えー?そんなことないよ。何かさ、燃え上がれーって感じでカッコいいと思うなぁ ほむら:名前負け、してます まどか:うん?そんなのもったいないよ。せっかく素敵な名前なんだから、ほむらちゃんもカッコよくなっちゃえばいいんだよ。このあたり廊下、おもしろいと思わない?何だか空を歩いてるみたいな感じがして ほむら:あっあの黒猫ちゃん…あんなところで私を待ってるかな まどか:ほむらちゃん?あっエミ! ほむら:あの黒猫、知ってるんですか? まどか:うん、ちょっとね、ほむらちゃんも? ほむら:ええ、今朝、学校に来る時に まどか:そうなんだ、ほむらちゃんは猫好き? ほむら:うん、とても、好きです まどか:私も。私ね、猫爪をとぐところが大好きなの ほむら:爪? まどか:うん、だってお尻をぷりぷりさせて、カリカリやってるところってすーっごく可愛いだもん ほむら:えへへ、わかります。可愛い、ですよね まどか:やった、ほむらちゃんと同じ趣味が見つかっちゃった。えへへ 先生1:この問題は、誰に解いてもらおうかな?じゃ、暁美さん ほむら:はっは、はい ほむら:(ど、どうしよう、全然わかんないよ) 先生1:どうした?あっ君は休学してたんだっけな、友達からノートを借りておくように ほむら:はい、すみません 学生(メガネっ娘って、頭よさそうに見えるのにね、ずっと病院に居て、勉強する時間くらいあったんじゃないのかな、ただの不登校だったんじゃないの) 先生1:じゃ、ここまで 当番:起立、礼 まどか:ほむら、ほむら、ほむら元気出して、数学がわからないのはほむらちゃんだけじゃないから ほむら:え? まどか:私、毎日学校に来てるし、授業もちゃんと受けてるけど、それでもやっぱり数学が苦手なの ほむら:そうなんですか まどか:だから平気だよ、へへ さやか:ほら、まどか、そうなフォローのし方はないでしょ、暁美さん戸惑ってるじゃない まどか:え、ええと、ダメ? ほむら:い、いいえ、その さやか:ということで、はーい、ノート ほむら:あ、ありがとうございます。これ、とても分かりやすくまとめてありますね さやか:でしょ、でしょ まどか:ほむらちゃん、良かったね さやか:えへへ ほむら:美樹さんの字って、とても綺麗で上品な感じがしますね さやか:ん、だってそれ、あたしのノートじゃないもん ほむら:え? まどか:あっこれ、仁美ちゃんのノートじゃない、貸してくれたの? さやか:頼めば快く貸してくれると思うよ ほむら:勝手に借りたの?いいのかな… さやか:でも、困ってるクラスメートを助けるのは学級委員の勤めでしょ、ノート一冊で二人が助かるんだから、仁美だって怒らないわよ ほむら:二人? さやか:あたしも、最近の数学の授業、全然わかんないだよね まどか:もう、さやかちゃんたっら調子いいんだから さやか:そういうまどかは、見なくていいの? まどか:ん、いいのよ、そういうのよくないってママに言われてるの さやか:ふふ、見なくて大丈夫なの? まどか:へ、平気だよ さやか:ほーとうに?後悔するずぉぉ 仁美:さやかさん、 さやか;えっ仁美… 仁美:わざわざノートを見なくても言ってくだされば教えて差し上げますのに… さやか:そ、そうだよね、あは、あははは 仁美:今度勉強会をしましょうか、もちろん、暁美さんもご一緒に ほむら:あ、ありがとうございます まどか:そ、それなら私も、お願い 仁美:ええ、よかったよ 学生:1、2、3、4、5、6、7、8 先生2:今日は走り高跳びです、正面跳び、はさみ跳び、ベリーロール背面跳び、いろいろと試して跳んでね 学生:はぁい… 先生2:暁美さん?大丈夫?ずいぶんと顔色が悪いわね、貧血かしら ほむら:あ、ええと 学生:(準備体操だけで貧血ってヤバいよね、半年もずっと寝てたんじゃ、仕方ないじゃない) 先生2;ん? ほむら:先生、私、大丈夫です 先生2:でも、本当に顔色は悪いわよ ほむら:でも… まどか:ほむらちゃん! 先生2;やる気はわかったから、今日は無理せず、見学しなさい、ね? ほむら:すみません まどか:先生、私、ついていきます さやか:美樹さやか、いってきまーす まどか:大丈夫、ほむらちゃん? ほむら:私、最低ですね…転校初日から勉強はついていけない、体育もまともに参加できない まどか:初日なんだから、仕方ないよ ほむら:明日からだって、一緒です。なんのとりえもないし、誰かのためになることも、役に立つこともないまま、なんとなく生きていくだけなんです…今日も、明日も、ずっと まどか:ほむらちゃん、そんなことないよ、自分を信じてあげようよ、頑張ってたら、きっと変われるから ほむら:私は、鹿目さんみたいに強くないですから まどか:ほむらちゃん… ほむら:ううん、強くなんてなれなくてもいいんです、ただ、普通になりたい、普通に授業を受けて、普通みたいにしたい、ああやって笑ってみたいだけなのに まどか:できるよ、ほむらちゃんはできる子だよ、偶々タイミングが悪いだけ、手を貸して ほむら:う、うん まどか:飛んでる自分をイメージしてみて まどか:ほむらちゃん飛んでる姿見えたね ほむら:鹿目さん何だか急に体軽くなったような まどか:顔色もよくなったよ ほむら:私、授業戻ってもいいですか まどか:もちろんだよ、行こう ほむら:うん! まどか:鹿目まどか、行きまーす 先生:鹿目さん、1メートル55センチクリア! 学生:すごい! 先生:いきなり1メートル55センチって県大会に狙っちゃうよ ほむら:鹿目さん、すごい まどか:これはちょっとね、次はほむらちゃんが跳ぶ番だよ ほむら:は、はい ほむら:暁美ほむら、行きます… 学生:暁美さんもクリア?すごいすごい、暁美さんって本当は運動すごくできるんじゃない さやか:ねね、暁美さん、もう一遍跳んでみてよ まどか:ほむらちゃん、ファイト! ほむら:は、はい ほむら:暁美ほむら、再び行きます… まどか:ほむらちゃん?どこ行くの? ほむら:あぁぁぁぁぁ、分からない、足が、あ、足が止まらない、助けてぇぇ、ダメそう… まどか:ほむらちゃん、待ってって まどか:マミさん、マミさん マミ:どうしたの?鹿目さん まどか:マミさんの教室から校庭見えますか? マミ:見えるけど、ん?何この砂嵐?魔女? まどか:違うんです、魔法で私の友達が暴走しちゃって マミ:どうして授業中に魔法を… まどか:あ、後で説明しますから…今は友達の暴走を止める魔法を… マミ:たっくも、いったん眠らせたら保健室に運びましょう、転ばせちゃうけど、怪我させないようにフォローして まどか:はい マミ:じゃ行くわよ、ちゃんとタイミングを合わせてね ほむら:ああぁぁぁぁ、あっ何、急に、また眩暈 まどか:ほむらちゃん、ほむらちゃん、ほむらちゃん… (見つけて、見つけた、迷惑な子、見つけた。あっ君は休学してたんだっけな、友達からノートを借りておくように…メガネっ娘って、頭よさそうに見えるのにね、ずっと病院に居て、勉強する時間くらいあったんじゃないのかな、ただの不登校だったんじゃないの) ほむら:違う、私、本当に病気だったの、学校だって行きたかった、でも…(恥ずかしい子、見つけた。準備体操だけで貧血ってヤバいよね、半年もずっと寝てたんじゃ、仕方ないじゃない) ほむら:違う! マミ:魔法で何でも出来るなんて思うのは大間違えなの、それに魔法を使った分、ジェムを濁って超過が必要になる、グリーフシードも無限にあるわけじゃないだから、無駄遣いは極力避けないと まどか:私、ちょっと助けてあげたかったんです… マミ:気持ちはわかるけど、他のやり方はあったんじゃないかな、魔法は最後の手段だってこと忘れないで まどか:ごめんなさい ほむら:魔法? まどか:あっほむらちゃん… ほむら:鹿目さん、ここは? まどか:保健室だよ、体育の授業中にいろいろとハプニングがあって ほむら:ハプニング?あっそっか、私、また迷惑をかけちゃったんだ (本当、迷惑な子) まどか:違うよ、ほむらちゃん、さっきは私が… ほむら:ごめんなさい、今日は、いろいろ、とありがとう まどか:ほむらちゃん… マミ:鹿目さん、今日はそっとしておいてあげたら?あなたの、まっすぐで一生懸命なところはとてもいいと思う、でもね、もう少しゆっくりでもいいんじゃないかな まどか:マミさん… マミ:魔法なんて使わなくても、あなたならあの子と本当の友達になれると思うから まどか:あっソウルジェムが反応してる キュゥべえ:魔女が餌を探してるに違いない まどか:あっキュゥべえ!? キュゥべえ:このあたり何か動きがあるかもしれない マミ:魔女、探しましょう! まどか:はい! ほむら:私、どうしたらいいんだろう(ほむらちゃんもカッコよくなっちゃえばいいんだよ)無理だよ…私、何にもできない。人に迷惑ばっかり掛けて、恥かいて。どうしてなの…?私、これからも、ずっとこのままなの?(だったらいっそ、死んだ方がいいよね)死んだ方が良いかな…(そう、死んじゃえばいいんだよ)死んでしまえば…ど…どこなの!?ここ? キュゥべえ:魔女の鼓動が聞こえる、完全に目覚めたみたいだ まどか:ソウルジェムがすごい反応してる マミ:魔女が近いわ、結界はどこ? まどか:マミさん、あれ! マミ:あれは… キュゥべえ:魔女の結界だ!中から人間の匂いがする ほむら:何?なんなの? ほむら:これは? マミ:間一髪、ってところね まどか:もう大丈夫だよ、ほむらちゃん ほむら:あなたたちは? キュゥべえ:彼女たちは、魔法少女。魔女を狩る者たちさ まどか:いきなり秘密がバレちゃったね、クラスのみんなには、内緒だよっ ほむら:す、すごい まどか:やりましたね、マミさん マミ:ええ、腕を上げたわね、鹿目さん まどか:へへ、ありがとうございます まどか:ほむらちゃん、大丈夫、怪我はない?ほむらちゃん? ほむら:は、はい、私なら平気です まどか:よかった、よかったね、ほむらちゃん ほむら:巴さん、一人、暮らしなんですね マミ:ええ、だらか気にせずに寛いで ほむら:はい、ありがとうございます まどか:ほむらちゃんこそ、おうちの人心配ない ほむら:うちなら大丈夫です まどか:それならよかった ほむら:鹿目さん、いつも、あんなのと戦ってるんですか まどか:う~ん、いつもって…そりゃマミさんはベテランだけど。私なんて先週キュゥべえと契約したばっかりだし マミ:でも今日の戦い方、以前よりずっとうまかったわよ、鹿目さん まどか:えへへへへ ほむら:平気なんですか?怖く…ないんですか? まどか:平気ってことはないし、怖かったりもするけれど、魔女をやっつければ、それだけ大勢の人が助かるわけだし。やりがいはあるよね マミ:鹿目さんには、ワルプルギスの夜が来る前に、がんばって一人前になっておいてもらわないとね ほむら:ワルプルギスの夜って マミ:ん、ちょっとね、魔法の世界にお祭りのような物かな まどか:とにかく、すごい嵐の日には、絶対に外に出ないようにしてね マミ:それより、鹿目さんは暁美さんに伝えることがあるんじゃないかしら まどか:はい ほむら:え? まどか:あのね、ほむらちゃん。今日の体育の時のことなんだけど、あれ、私はほむらちゃんに魔法を使ったせいなの ほむら:そうなんですか まどか:うん、本当にごめんね。すごく落ち込んでだから、魔法で元気付けてあげようと思ったんだけど、上手くいかなかったの ほむら:ありがとう、鹿目さん まどか:え? ほむら:足が止まらなくなった時は、どうしようかと思ったけど、高跳びができた時はとてもうれしかったです、だから、ありがとう、なんです まどか:ほむらちゃん ほむら:魔法少女になれば、いろいろな場面で、誰かしあわせにしてあげることできるんですね まどか:うん、そうだよ、ほむらちゃんも魔法少女になってみる? ほむら:え?そんな簡単になれるものなんですか? まどか:なれるよね、キュゥべえ! キュゥべえ:基本的には、僕は願い事を叶える代わりに、魔法少女として働いてもらおうという契約を人間と交わしているに過ぎない、それが簡単だと言うなら、簡単なんだろうね マミ:簡単じゃありません、魔法少女になるということは、普段の生活とは別に、魔女と戦う宿命を背負うということよ。その戦いが何時終わるのか、誰にもわからない。危険なことだってたくさんあるし、生半可な決意で魔法少女になれば、後悔することになるわ まどか:そ…ですよね マミ:そろそろお開きにしましょうか、ずいぶん夜も更けてしまったし まどか:はい、ご馳走様でした ほむら:ありがとうございました まどか:ほむらちゃん、さっきの話なんだけど ほむら:さっきの話 まどか:魔法少女になればっていう話 ほむら:あっその話ですか まどか:私も、軽々しい気持ちでいとわけじゃないだよ ほむら:え? まどか:ほむらちゃん、言ってたよね、なんのとりえもない、誰かのためになることも、役に立つこともないまま、なんとなく生きていくだけだって…ほむらちゃんの気持ちすごくよくわかる、私もずっとそう思てた、でも、魔法少女になって、魔女と戦ってようになってから、少しだけ自分に自信を持ってるようなったの。失敗も多いし、マミさんには迷惑ばかりかけてるけど、こんな私でも、魔女を倒すことで、誰かのために役に立ってるんだって、それがうれしくて、だからほむらちゃんも魔法少女になればって、思ったの ほむら:鹿目さん… ほむら:でも、マミさんのいうこともよく分かる、だから、もしほむらちゃんが魔法少女になりたいって思うなら、その時はよく考えて、自分で自分の未来を決めてほしいなって ほむら:うん、約束します、決して軽々しい気持ちで魔法少女にはなったりしません まどか:ありがとう 猫:ニャー まどか:おっエミ! 猫:ニャー ほむら:こんばんわ、この子、鹿目さんにとても懐いてますね まどか:うん、実はねこの子、私の目の前で車に撥ねられちゃったの ほむら:え? まどか:それで、それ以来のお友達 ほむら:もしかして… まどか:うん、この子を助けてもらうために、私は魔法少女になったんだよ…家に連れて帰りたかったんだよ、外が好きにみたいで、でもよく町であうだよね、猫を助けるためにも魔法少女になった、何て言ったらマミさんに叱られちゃうかな ほむら:そんなことないと思います!鹿目さんのそういう優しい気持ち、とても素敵で、カッコいいと思う 猫:ニャー まどか:ありがとう、ほむらちゃん、エミ! まどか:もしも、もしもなんだけどね、私に何かあったらね、エミのこと、よろしくね ほむら:鹿目さん まどか:ううん、何かあるっていうわけじゃないんだよ、ただ、マミさんも言ってたでしょ、魔女との戦いは何が起きるか分からないって、時時不安になることがあって、だから、秘密を知ってるほむらちゃんに話を聞いてもらいたかったんだ ほむら:鹿目さん まどか:ごめんね、変な話を聞かせちゃって ほむら:ううん、大事な話をしてくれて、嬉しいです 猫:ニャー まどか:エミが自分からだっこすらう何て珍しい! ほむら:そ、そうなんですか、へ、くすぐったい まどか:エミ、よかったね、新しいお友達ができね 猫:ニャー まどか:ほむらちゃん、付き合ってくれてありがとう ほむら:いいえ、とても楽しかったです まどか:じゃまたね! ほむら:また明日! ほむら:すごい嵐、エミ大丈夫かな…そういえば、鹿目さん、今日、学校に来なかったけど…(とにかく、すごい嵐の日には、絶対に外に出ないようにしてね)もしかして、今日が…ワ・ル・プ・ル・ギ・スの夜…ワルプルギスの夜とはヨーロッパで広く行われる行事のこと…ドイツでは、ドイツではWalpurgisnacht、あるいはhexennachtと呼ばれ、魔女の夜を意味する、その夜には魔女の宴が開かれる、魔女の宴?魔法少女は魔女と戦ってるよね、だとすれば、魔女を司る夜って、まさか、今日の戦いは! ほむら:へぇぇぇ、どこ、どこにいるの?鹿目さん! 猫:ニャー! ほむら:エミ! 猫:ニャー! ほむら:私を案内してくれるの? 猫:ニャー ほむら:連れてていい?エミ!鹿目さんのことろへ! 猫:ニャー! ほむら:この夜、私は魔法少女になった。鹿目まどかを救うために、でも、この時の私は、まだ何も知らなかった…魔法少女になれば全てを変えられると信じていた。明日になれば、また一緒に笑い合えると、思っていた。