手の届かない 人とかじゃない 振り向いたらそこにいる。 『また明日』って、別れる時に 見えない糸を君へと繋げて組んだ。 次の朝は来て 『夢が覚めての』。 また、同じ様に笑てる。 隠している 気つかない 夢の中で揺れている。 君だけ見ている、その意味を。 この糸を、ほら少し引いたら、 きっと、今より君が近くに見えるね。 声を聞いた 目を合わせただけ 君の欠片が募っていく 誰よりも近くに行っても 本当の君は、いつでも吐息がして 私が放さない。 この糸を君も指に絡めてくれれば 隠している気つかない 夢の中でだけなら 笑い合っている二人がいる。 君がくれた何気ないもの全て 大切にまだ、抱きしめているんだ 近づきたい。 気ついて、夢の中でだけなら 手を繋いでる二人が。 隠している 気つかない 夢の中で揺れている。 君だけ見ている、その意味を。 この糸を、ほら少し引いたら、 きっと、今より君が近くに見えるね。