风に吹かれて あなたの髪 忍び込むの 自転车から 切り取る 新しい 景色に くさりをかけるように 腰に添えた あたたかさも あなたになら 夺われてもいい 静かな町 定食屋の懐かしさよ あなたの隣で生きている 梦の ように いずれ揺らぐ危うさも 春の光に 甘く 溶けて ゆく