夕暮れの畦道(あぜみち)の中 手と手を繋ぎ歩く うんと呼べる幸せ ひとつ 可憐に 夢光る 君の傍にずっと居させて 剣は胸の奥に居るよ 風に揺れるわらべ唄 黄金(きん)に染まり充(み)ちゆくは稲穂(いなほ) 朝露がこぼれ落ちてく 新しい陽が昇る いつも君と 還るところ 今 そう思えるよ 空で笑う入道雲(にゅうどうぐも)が 青く遠く吸い込まれて 君とふたりで駆け出そう 夏を祝(いわ)う蝉時雨(せみしぐれ)の中 君の愛を受け 花開く 季節巡り過ぎたとして 終(つい)の想いが根づいて 永遠(とわ)に、ひとつ 結ばれる 君と