いつかそれぞれの相手を 失くした後 もしも出会ったら 何を話そう 吹き積もる枯れ葉の下で 眠ってたページをめくり 懐かしいあの日へ誘われるままに 一晩中でも 灯りを灯したまま あなたの岸辺を探すけれど もう辿り着けはしない いつかあなたも私も 一人になり 日暮れだけを待つようになったら ゆっくりと立ち上がるのを 支える木の杖のように 笑いじわを恐れず 愚痴を聞いてあげる 一晩中でも 二人肩を寄せあって あなたの岸辺を探したい けど 辿り着けはしない だけど だけど 同じ不安の霧の中 もしも会えたら いつもどこかに あなたが あなたが いたことを伝えたい