はじめはひとつぶが 響きもなしに落ちて来た 走る目 踊る耳 記憶えきれぬ雨の数 そして今ひとり駆け抜けて行く 闇に飛びこむように 凍り付く真白い胸に ひとり 裸の子供 跳散らすように速く 遊び続けるような星 君の体の理由 水にすい込まれて消える そして今ひとり駆け出して行く 青く溶けこむように 凍り付く真白い胸に ひとり 裸の子供 永遠の瞳に 光微彩かに 停めて・・・・・・ きっといつか 君と出会う 時の流れひき止めて 今ひとり駆け出して行く 闇に飛び込むように 凍り付く 永遠の時 ひとり 裸の子供