時は乾く砂のよう こぼれ落ちてゆくの 月は闇の彼方に ぽつん取り残され 幾度 数えたら 幾夜 越えたなら 今日が終わるのだろう? 時を告げる小鳥は 今日も窓辺に来ない 花は口を閉ざして 静寂深めてゆくの 幾度 数えたら 幾世 越えたなら 明日が訪れるだろう? いばらの砦が囲むこの世界 秘めてた孤独が雪のよう降り積もる 一万年の眠りから醒めた時 愛しいあなたが わたしを見つけて 愛して 時は乾く砂のよう こぼれ落ちてゆくの 月は闇の彼方に 光を見つけるでしょう それは遥か創世の 昔々のお話