片手でそっとすくってごらん 水を 光る水 すくってよ どこからあふれ出てどこまで 流れるの この水 眠る砂漠の夢の奥に 走る水の音を聞いてごらん たたんであった気持ちひろげて おひさまにあててよ 風ならもっと強くていいよ 地図が飛んでゆくくらいにね まわせ水車 光る水で 時を紡ぐ音を聞いてごらん 言葉にできない気持ちはそのまんま 言葉にしないであなたに伝えたい 今伝えたい なくした記憶呼び起こして 泣いてごらん ここへ来て 涙枯れたらまたココロに 光る水 満たそうね 夜明けの石 照らす新月の 歌うメロディー 音を聞いてごらん 黙って目と目で伝えられないもの それはふたりには必要ない感情でしょ? 言葉のいらない世界に旅をする そのためにふたリ 今出会ったんだ 今出会ったんだ