かげふみさん きみのせいではるがくる うたうひとは 今日もペンでうそをつく 笑う人は 今日も携帯片手に 寝てる人は 今日もダンボールのした 消えてしまうの 左手の傷とともに 死んでしまうの 春がくるから 君の影を掻き集めていた さよなら言うように消えた陽は 君の影も掻き消していた空 僕の焦がれた日々も消えた かげふみさん きみのせいではるがくる うそっきは ほんとのこと 隠してる 何を散らすの おもいでの熱とともに 冷たい傷から 花を咲かせた -「かげふみさんは言う」椎名もた- かげふみさん きみのせいではるがくる ないたひとは 昨日のこと わすれてく ・・・うそつきさん ほんとのことおしえてよ しりたいな あなたのほんと 聞かせて 「死んでしまうよ. くたびれた日々と共に 消えてしまうよ 君がいたから」 それとこれと 掻き集めていた 忙しなく転ぶ僕の背は 君のあしあと隠していた ほら それはあまりにはやく 消えた 「どれもこれも輝いていた」 むせび泣く僕を拭う手は 君の面影残していた ほら それはあまりにはやく 消えた 消えた 消えた 消えた 消えた 消えた 消えた 消えた 消えた さよならだけが答えじゃないそうだ 泣き止んだ日まで また明日