それは新しい火を灯すように 君の吐く息を聴く やがてそれは僕の新しい花になる 嘘で染め上げられた花になる 白い季節 空に舞う塵が 嘘でできた顔に降る 浮かんだ 君と話す歩く僕 不意に どんな顔をしてるのか解らず 輪る車輪のように僕は合図した 壊れる言葉の破片を集めて 僕は僕の色をつくる それを混ぜる いろんな君がいるからね それはさえない色した肌になる 混ざる白と白の中黒が落ちる 白と灰で今息する 壊す 直す 壊す 陽は落ちた それとこれと繰り返すがらくた 輪る車輪のように僕は合図した 焦がれる心と静止する心臓 僕は僕でありたい?問うよ それは真昼に輝く月のように 嘘で染め上げられた塵になる 僕は 嘘泣き 作り笑いでさ 今日も僕を欺く じゃあね すると君は「笑顔」でこう言うさ 「君も独りなんだね」君が居た