付(きづ)けば笑(わら)い泣(な)いたあの日々(ひび)が (もど)せないものにバラバラにされて 嘘(うそ)と嘘(うそ)を重(かさ)ねただけの 悲(かな)しみと 痛(いた)みだけ 付(つ)き(まと)うひぐらしの夏(なつ)の香(かお)り 忘(わす)れても 消(け)せなくて 消(き)え去(さ)る所(ばしょ)は赤(あか)く染(そ)まってく 知(し)らぬ(ま)に近付(ちかづ)く音(おと) (か)き立(た)てる 切(き)り裂(さ)かれていた思(おも)い出(で)だけ (か)わらずに (かがや)いて (こわ)しても 止(と)まってる (ぬ)け落(お)ちて(み)えなくなっていく 哀(かな)しみも 痛(いた)みさえ 呼(ああ)まだひぐらしと夏(なつ)の香(かお)り 失(な)くしても 消(き)えなくて