[00:00.00] 作曲 : 石川智久 [00:00.334] 作词 : 松井洋平 [00:01.03]儚くも散り逝くのは月も太陽も同じことね [00:07.53]何の意味も与えられない…… [00:11.09]すべて塵芥となるから [00:14.90] [00:16.53] [00:20.90] [00:22.97] [00:25.16]綴る文字は形を成しても [00:31.97]散らばったまま……泡沫消える [00:38.16] [00:43.53]想いの遷り、暦の巡り、命の流転 [00:45.03]胡蝶の夢よ [00:54.72] [00:57.09]それは何も生み出さないから [00:58.22] [01:04.03]重ね方を変えても無意でしょう? [01:05.97]男女の契り、此岸の祈り、独りと他人 [01:11.63]すべて儚い季節に咲いた花 [01:20.26]やがては土へと還りゆくだけなの [01:25.76]土も、そう…星も形を留められない [01:32.51]けれど、何故… [01:39.82]筆を取って、私は書き続けるのでしょう [01:41.51]いま在るのは…… [01:46.57]言の葉が描きだした世界しかない [01:49.01]幻想も意識の内、現実と同じことなのに [01:53.13]誰にとまり羽を綴じるために [01:59.83]その蝶は舞ってるの [02:04.15] [02:06.77]それは何も生み出さないのに [02:23.33]だけどそれは、心を揺さぶる [02:28.14] [02:35.09]喜び、怒り、哀しみ… [02:35.96]騙り、無意味な夢さえも [02:40.77]飾り付けるため咲いた花 [02:45.90]やがては土へと還るのに彩る [02:49.90]花は、そう…散っても記憶に留まったまま [02:56.40]それを、何故…筆を取って [03:03.90]私は書き続けるのでしょう [03:07.03]他人の綴る… [03:10.59]言の葉には何も感じられないのに [03:12.28]幻想と現世との境目で呼んでくれてる [03:17.21]その袂で羽を開くために… [03:23.96]この本は待ってるの? [03:27.53] [03:30.71]誰かに響いたとき [03:32.46] [03:36.40]谺する言葉を待って [03:38.90] [03:43.72]「だれかによまれる」 [03:45.28]「だれかがよんでいる」 [03:48.15] [03:50.90]それこそが…『意味』なのでしょうか? [03:52.22]だからこそ…筆を取って、 [03:57.96]私は書き綴けるだけ [04:01.28]知らなかった、言の葉の向 [04:04.54]こうに意味はあるのでしょうか? [04:08.28]幻想の世界の外、儚い季節が続いても [04:11.72]羽を開き「よんでくれる」人へ、 [04:17.97]その蝶は舞っていくの [04:22.22] [04:25.15]よんでください [04:38.59] [04:41.53]undefined [04:44.34]undefined