足取りが重い通学路 ヒドイ頭痛が止まらない 愛想笑いまた振りまいて 友達ゲーム始めます 教室の隅で固まった 人の輪で目立たぬ様 軽い相槌を打つだけの そんなリアルな世界だ 携帯覗いて逃げこむその場所でも 心はいつでもタイトロープ続けてる 頭腦明晰容姿端麗 自慢話が止まらなくなる 最初はちやほやされるから 狂喜乱舞で有頂天 矛盾練り込んだ境界線 どこかでボロが出ないように 今日も媚びを売り続けます あたしバカだな ハダカの女王様 残業終わった帰り道 うざい上司に囲まれ 興味無い話題振られても 右から左すり抜ける 我がお城の鍵を開ければ 例のアレを立ちあげます さあいつものように今夜も つぶやき始めましょうか 広がるギャップは今更埋められない 本性隠して人格詐欺繰り返す 積み上げたガラスの言葉 気がつけばネットも敵ばかり 見えない相手に立ち向かい シャドーボクシングしてます 偽りで縫いあわせてた ドレスで着飾ってみても アソコはほら丸見えです あたしバカだな ハダカの女王様 仮想のプラモを組み立てて 噛み合わぬ会話ずれてく思考 脆(あやう)い関係はガラガラと いつしか誰もいなくなる バレてないと思っていたのは どうやら自分だけだったんだな 今宵一糸まとわぬ姿で あなたもあたしも あなたもあたしも あなたもあたしも ハダカの女王様