作词 : 茶太 作曲 : 大嶋啓之 编曲 : 大嶋啓之 音を立てずにド開けて 夜の空気を吸い込む 独り自転車に乗って あてもなく走り出した 犬も鳴かない夜更けすぎ 咎める存在も無い街 全部振り切るつもりで 僕はスピードを上げる 車輪の音を聞きながら 時々響く砂利の音に 世界が目覚めないかと ドキドキしていた 固く窮屈な枠の中 独り自分を殺して やがて磨り減ってゆく日々を 壊したくて足掻いてた 遠く瞬く赤い目が 信号機だと気づいて ルールさえ眠る街に 何故か孤独を感じた 耳鳴りがして見渡せば 世界は静寂に包まれ 慣れたはずの暗闇が 急に近くなった 昏く吸い込まれそうな程 遠く深い闇の果て そっと溶け込んでしまえたら すべて楽になるはずと 泣いた 強い光が 深い影を創った それはどこまでも拡がって 僕はおぼれてしまう 固く窮屈な枠の中 独り自分を殺して やがて磨り減つてゆく日々を 壊したくて足掻いてる 今も