我(われ)は闇(やみ)が生(う)んだ王(おう)であるぞ 深(ふか)き心誰も知(し)り得(え)ぬのだ 高貴(こうき)な我は孤高(ここう)を極(きわ)めよう 闇の眷属(けんぞく)よ 我への務(つと)めが疎(おろそ)かであろう つまらぬ興(きょう)にうつつを抜(ぬ)かせば 罰(ばつ)を与(あた)えよう 一人になどしたら…許(ゆる)さんもん! 愚(おろ)かもの達(たち)ほど群(む)れなすのだ 貴族(きぞく)たる我にはくだらぬ遊戯(ゆうぎ) 忌(い)まわしき奴(やつ)… 貴様(きさま)ら邪魔(じゃま)なのだ 神の手先(てさき)など 煉獄(れんごく)の術(じゅつ)で灰(はい)にしてやろう 噛(か)み付(つ)いたら貴様などすぐに 闇のしもべだ 次(つぎ)はもっと… 痛(いた)いのしちゃるばい! だってだって置(お)いてかれたら ちょっと…寂(さび)しくなるんやもん うー…でもうちはそう、吸血鬼(きゅうけつき)やし 弱(よわ)くないんじゃ 闇の眷属よ 我への務(つと)めが疎(おろそ)かであろう つまらぬ興にうつつを抜かせば 罰を与えよう 貴様はしもべで半身(はんしん)で血族(けつぞく)であろう 例(たと)え炎(ほのお)に身を焦(こ)がされても 側(そば)にいるのだ だからだから… 一人はヤなんじゃ