作曲 : ゆきを 時計のはりチクタク言う この部屋の中満たされてる 深い蒼が窓に覗く 欠けてる月に挨拶したの なんにもなくて 空のわたしゆれる ゆるりるりゆれうごく 振り子のリズムのよう 冷たい床ひたひたする 足の裏から世界続く 窓を開けて空を見れば 夜がその手を差し伸べてくる なんにもなくて 空のわたしうたう ゆるりるりゆれうごく 振り子のリズムにのる なんにもなくて 空のわたしさがす 無限の心の中で たまに迷子になる 何になりたかったのかという 小さな問が生まれる わたしは誰かのように なりたいの? 冷えた指でひとつずつ あぁ 開いてゆく殻のむこう あぁ わたしはわたし このからだはひとつ ゆるりるりゆれうごく 振り子もただの振り子 わたしはわたし かたくまるいわたし 見失った時でも ただそこにちゃんと在る